Kalnay教授の教科書を読了

投稿者: | 2014年12月16日

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応用気象学ゼミナール1A, 1B, 1C, 1D(向川・榎本・井口)で,平成25年度から読み始めたKalnay教授の教科書 Atmospheric Modeling, Data Assimilation and Predictability(大気モデリングとデータ同化,予測可能性)を今日全て読み終えました。この教科書は,数値天気予報の基礎となる気象力学,大気大循環モデルとデータ同化の仕組み,予測可能性とアンサンブル予報についての入門書です。

受講生の感想

  • この厚さで数値予報に関する様々な項目に触れていて、やっぱり良い本だと思い ました。ちょっと掘り下げてレジュメを作った部分などは今読み返すと感慨深いです。面白かったです。(災害気候D2野口峻佑さん )
  • モデルの中身やデータ同化の仕組みなどについて知ることができ、また特に予測可能性の章はとても興味深く、面白く読ませて頂きました。実際の天気予報と直結する話も多かったので、とても良い勉強になりました。(災害気候M2山田賢さん)
  • 最後まで読み進めることができて感激です。本読みゼミでは毎回のように議論 が起こり、理解を深める助けになりました。自分個人としては集中講義では理解できなかった、特異ベクトル、リアプノフベクトルについて理解できたことが なにより嬉しいです。(災害気候M2上田学さん)
  • データ同化の基礎の部分から学ぶことができ、今まで自分の中でぼんやりとしていたデータ同化についての理解が確実に深まりました。修士課程に入ってからずっと継続していた本読みゼミだったのでついに読了できて感慨深いです。(暴風雨・気象環境M2井岡佑介さん)
  • 第6章から参加させていただき、途中参加ということから、本文を読み進めて行く上で理解できない言葉や数式が多々ありました。しかしその都度先生方や先輩方が丁寧に教えてくださり、なんとか読み進めることが出来ました。ありがとうございました。(暴風雨・気象環境M1山本雄平さん)

参考