「異常気象の発現メカニズムと大規模大気海洋変動の複合過程」
異常気象研究会2019・第7回観測システム・予測可能性研究連絡会
本研究集会は,異常気象の実態把握,およびメカニズムや予測可能性の解明,さらに地球温暖化や気候変動と異常気象との関連を明らかにすることなどを目的にしています。そのため,広く異常気象や長期変動のメカニズム,データ同化やモデルに関する発表も歓迎します。多数のご参加をお待ちしております。
本研究集会は,第15回「異常気象と長期変動」(異常気象研究会)で,第7回観測システム・予測可能性研究連絡会との共催です。
講演者には,後日4ページほどの講演要旨の提出をお願いします。
目的: 熱波や寒波、豪雨・豪雪などの異常気象の背景には大気と海洋の大規模な変動がある。季節内から数十年までに渡る多様な気候変動現象や百年規模の地球温暖化による異常気象発現への影響に加え、それらの現象同士の相互作用を伴う複合過程やそれに基づく長期予測の可能性も提示されつつある。本研究集会では多様な大気海洋変動現象について、その影響メカニズム・予測可能性・相互作用過程に関する最新の研究を共有し議論する。
主催: 小坂優(東京大学先端科学研究センター 准教授)
共催: 向川均(京都大学大学院 教授),余田成男(京都大学大学院 教授),
木本昌秀(東京大学大気海洋研究所 教授),榎本剛(京都大学防災研究所 准教授)
日時: 2019年11月14日(木)午後〜15日(金)(懇親会: 11/14 セッション終了後)
場所: 京都大学 宇治キャンパス 防災研究所連携研究棟3F大セミナー室(301号室)
講演・参加申込
締切 2019年10月4日
講演申込は締め切りました。
お願い
座長の皆様
「天気」に報告記事を掲載いたしますので,各セッションの様子をお知らせください。
講演者の皆様
- 持ち時間は一人20分間(1鈴 10分 2鈴 15分 3鈴 20分)です。
- 研究集会の報告書を作成しますので,ご講演の要旨を執筆していただき,12/31までにご送付いただけますようにお願いいたします。
プログラム
- 講演要旨(京都大学学術リポジトリ)
11/14
大規模大気海洋変動 14:00〜15:00 座長 山田賢
- 温低化に伴うSandy(2012)の降水強化に及ぼすメキシコ湾流の影響 藤原圭太,川村隆一,川野哲也 [スライド]
- 南半球ストームトラック活動の卓越変動~中緯度海洋前線帯の潜在的重要性~ 中山盛雄,中村尚,小川史明 [スライド]
- RCP2.6シナリオを用いた日本付近における気候変化の将来予測について 山田賢,卜部佑介,後藤敦史,川瀬宏明,野坂真也,遠藤洋和,佐々木秀孝,村田昭彦,伊東瑠衣,渡邉俊一 [スライド]
異常気象の発現メカニズム 15:20〜16:40 座長 小林ちあき
- 夏季亜寒帯ジェット上のロスビー波伝播 直江寛明 [スライド]
- 北大西洋振動(NAO)の力学:偏差場の維持過程と長期変調 中村尚,Patrick Martineau,小坂優,山本絢子,田口文明,森正人 [スライド]
- 負の北極振動と中緯度寒波の新因 「北極海アラスカ沖に空いた海氷の巨大な穴(warm hole)」 立花義裕,小松謙介,安藤雄太,太田圭祐,V. A. Alexeev,L. Cai [スライド]
- 積雪深解析の改善による全球数値予報へのインパクトについて 宮岡健吾,関口亮平,今野曉 [スライド]
11/15
大規模大気海洋変動 10:00〜11:00 座長 小坂優
- サヘルの対流変動が駆動する北半球大気循環パターン 中西友恵,立花義裕,安藤雄太 [スライド]
- El Niño発生時の極東域における暖冬,非暖冬の力学的メカニズム 塩崎公大,榎本剛,高谷康太郎 [スライド]
- ENSOによる夏季北西太平洋への気候影響:ENSO持続性による違い 門大貴,小坂優 [スライド]
異常気象の発現メカニズム 11:20〜12:40 座長 竹村和人
- 2018年の北半球中緯度高温偏差 小林ちあき [スライド]
- 西日本の大雨時における大気大循環場の特徴 原田やよい,遠藤洋和 [スライド]
- 2019年夏の大気循環場と日本の天候の特徴 南敦,新保明彦,佐藤均,若松俊哉 [スライド]
- 盛夏期におけるアジアジェットに沿う準定常ロスビー波束伝播とPJパターンとの力学的関連性 竹村和人,向川均 [スライド]
成層圏と気候 13:40〜14:40 座長 吉田康平
- 2019年南半球成層圏突然昇温の熱帯対流圏への影響 小寺邦彦 [スライド]
- 台風の発達過程への成層圏力学場の影響 江口菜穂,那須野智江,小寺邦彦 [スライド]
- 成層圏突然昇温は熱帯の対流を促進するか? 吉田康平 [スライド]