第21回「異常気象と長期変動」(異常気象研究会2025)・第13回観測システム・予測可能性研究連絡会
2025年11月26日(水)13時45分~27日(木)15時
京都大学 宇治キャンパス 防災研究所 きはだホール
本研究集会は,異常気象の実態把握,およびメカニズムや予測可能性の解明,さらに地球温暖化や気候変動と異常気象との関連を明らかにすることなどを目的にしています。そのため,広く異常気象や長期変動のメカニズム,データ同化やモデルに関する発表も歓迎します。多数のご参加をお待ちしております。
本研究集会は,第21回「異常気象と長期変動」(異常気象研究会),第13回観測システム・予測可能性研究連絡会を兼ねています。
講演者には,後日4ページほどの講演要旨の提出をお願いします。
目的
近年の数値予報モデルの成層圏循環の表現性能向上に伴い、成層圏突然昇温等の成層圏極渦変動の予測可能性研究が進展している。また、発生した成層圏極渦変動が対流圏循環に下方影響した結果、同変動ピークの数週間後に、地表面付近の気象要素の予報スキルが向上することが示されている。本研究集会では、成層圏循環変動が異常気象に及ぼす影響など、異常気象の力学と予測可能性に関わる様々な研究成果について討論する。
主催
向川 均(京都大学大学院 教授)
共催
- 廣岡 俊彦(九州大学大学院 名誉教授)
- 渡部 雅浩(東京大学大気海洋研究所 教授)
- 榎本 剛(京都大学防災研究所 教授)
- 吉田 聡(京都大学防災研究所 准教授)
スケジュール
講演申込〆切:2025年10月17日(金)口頭発表可否の通知:2025年10月24日(金)頃懇親会参加〆切:2025年11月7日(金)- オンライン聴講〆切:2025年11月21日(金)
- 講演要旨〆切:2026年1月23日(金)作成要領
プログラム
11/26(水)
13:30 開場
13:45 事務連絡
13:50 趣旨説明 向川均
14:00 セッション1「成層圏」座長:前田修平
- 1. 極渦分裂型成層圏突然昇温発生期における成層圏不安定モードの役割 向川均・野村鈴音・野口峻佑・原田やよい
- 2. 成層圏突然昇温生起後に生ずる惑星規模波の下方伝播が中高緯度対流圏に及ぼす影響ー東西波数1成分ー 小島悠暉・向川均
- 3. 現業季節予報データにおける成層圏-対流圏結合系の季節推移の表現特性 野口峻佑
- 4. 2021年1月に発生した北半球大規模突然昇温における惑星規模波束伝播の特徴(第2報) 原田やよい・木下武也・佐藤薫・廣岡俊彦・向川均
- 5. 北西太平洋亜熱帯域の対流圏界面付近における順圧不安定波動とその対流圏への影響 前田修平・竹村和人
- 6. 2025年夏の猛暑における成層圏QBOの役割 小寺邦彦・江口菜穂
15:30 休憩
15:45 セッション2「夏の気候」座長:竹村和人
- 7. 夏季北極海ユーラシア沿岸域を伝播するロスビー波束の解析 十枝航太・向川均
- 8. 熱帯太平洋SST東西勾配に対する大気応答の季節変化 野々垣裕人・吉田聡
- 9. オーストラリア南東部における熱波の発生要因と予測可能性 蒲生采侑・釜江陽一・松枝未遠
- 10. 2023・2024・2025年夏季の特徴から見た JMA/MRI-CPS3 における北太平洋中緯度域SSTの予測特性 山田賢・前田修平・竹村和人・直江寛明
- 11. 令和7年夏の日本の天候とその要因について~異常気象分析検討会での検討結果の概要~ 竹村和人
17:30 懇親会 レストランきはだ
11/27(木)
09:30 開場
10:00 セッション3「台風・低気圧」座長:江口菜穂
- 12. 成層圏QBOが熱帯低気圧活動に及ぼす影響~モザンビーク海峡の事例~ 江口菜穂・小寺邦彦
- 13. アンサンブル予報値を用いた2週目にかけての台風存在確率の試験的算出 佐藤 令於奈・星 亮輔
- 14. 静止気象衛星ひまわりの整備計画の進捗 別所康太郎
15. Response of Tropical Cyclone-Related Precipitation during Boreal Summer Season over East Asia to Pseudo-Global-Warming Climates 呉継イ・川村隆一・望月崇・川野哲也- 15. 北太平洋ストームトラックの季節内変動と上流の大気場ー2023/24冬季の事例解析ー 小川泰生・吉田聡
11:00 休憩
11:15 セッション4「冬の気候」座長:塩崎公大
- 16. 冬季の北西太平洋における寒気流出のラグランジュ的な特徴と下流への影響 菅野湧貴・山本絢子、伊藤壮汰、 Patrick Martineau
- 17. WPパターンに対する地球温暖化の影響 塩崎公大、時長宏樹、森正人
- 18. 大気大循環モデルを用いた北半球ブロッキングの複数水平解像度再現実験 山崎哲・馬場雄也・山本絢子・Patrick Martineau・野中正見・小玉知央
- 19. ブロッキング周辺でのアンサンブルスプレッドの振る舞い 野村鈴音・榎本剛
12:15 セッション5「力学・予測可能性」座長:中下早織
- 20. スライディングウィンドウ法によるLorenz-96モデルの随伴感度 福島実・榎本剛
- 21. MIMに基づくJRA-55とJRA-3Qの有効位置エネルギー収支の解析 小原弘聖・菅野湧貴・岩崎俊樹・伊藤純至
12:45 昼休み
13:45 セッション5続き
- 22. 春の高温事例と「南高北低」の気圧配置との関係 小松大晟・榎本剛
- 23. SINTEX-F2季節予測システムを使った最近の研究紹介 土井威志
- 24. 準地衡風低次モード方程式におけるフォッカープランク方程式の推定 稲津將・松岡亮
- 25. 位相依存しないエネルギー変換を用いたテレコネクションパターンの力学の解明 高谷康太郎
- 26. 2025年3月オーストラリア豪雨に及ぼしたオーストラリアモンスーンの影響 瀧川佳孝・榎本剛
15:00 閉会
発表・開催方法
- 発表:対面での口頭発表
- 講演:15分(質疑込み)
- 聴講:現地・オンラインのハイブリッド
講演要旨について
- 講演者の皆様にはアップロード先をご案内します。
- 研究集会の報告書を作成しますので,ご講演の要旨を執筆していただき,2026年1月23日(金)までにご送付いただけますようにお願いいたします。
- 報告書は京都大学学術リポジトリから公開されます。
「天気」報告記事
- 「天気」に報告記事を掲載いたしますので,座長をお願いした方は各セッションの様子をお知らせください。講演者の皆様のご協力をお願いします。
講演・参加申込
- 申込フォームに入力をお願いします。
講演希望の方は、2025年10月17日(金)までに入力をお願いします。(締め切りました。)- 懇親会参加希望の方は,2025年11月7日(金)までに入力をお願いします。
- 懇親会不参加での現地参加希望は随時受け付けます(当日飛び入りも可)。
- オンライン参加希望の方は、11/21(金)までにお申し込みください。
- 旅費補助はありません。
