集中講義 ベナール対流

2017年9月19〜20日,東京学芸大学の松田佳久名誉教授に以下の内容で集中講義をしていただきました。防災研の学生だけでなく,吉田キャンパスや他大学の学生合わせて9名も聴講し,熱心にノートを取ったり,式の導出や近似の適用範囲などについて質問をしたりしていました。

暴風雨・気象環境研究分野 柳瀬君の感想

熱伝導解から定常・非定常対流、乱流への状態の遷移について、対称性や解の分岐の観点から議論していただいたのが面白かったです。また、普段は小規模なことばかり考えがちですが、金星大気でのスーパーローテーション・夜日間対流といった概念についても紹介していただいて、惑星規模のことにも興味が湧いてきました。自分ももっと広い視野で対流のことを理解したいと思いました。

日時

9月19日(水)13:30〜17:00・ 20日(木) 10:00~16:00

場所

京都大学宇治キャンパス 宇治地区研究所本館 N-371A 防災研・農学研究科共通講義室

講義内容:ベナール対流の理論

ベナール対流の生ずる条件などを線型論により議論する。対流の強さを決める非線型論についても簡単に言及する。また、ブシネスク近似の妥当性についても検討する。

参考文献:

  • 気象学入門: 基礎理論から惑星気象まで 東京大学出版会
  • 惑星気象学入門――金星に吹く風の謎 (岩波科学ライブラリー)
  • 惑星気象学 東京大学出版会