日本気象学会2017年度秋季大会

日本気象学会2017年度秋季大会での当研究室からの発表は以下の通りです。

大会第1日目(10/30)

ポスターセッション

  • P168  吉岡 大秋 (京大院理) ダウンスケール実験を用いた低緯度で発生した熱帯低気圧の強化過程の解析-2016年ハリケーンPALIの事例-

専門分科会「惑星大気研究の今:観測,数値モデリング,理論」

  • C167   榎本 剛 (京大防災研) RBFを用いた球面螺旋節点上の浅水波モデル

 

ISEC 2017

2017年10月1〜5日に,京都大学宇治キャンパスで国際シンポジウム「地球科学の挑戦」(International Symposium on Earth-Science Challenges, ISEC 2017)が開催されました。当研究分野から以下の2件の発表がありました。

2017年10月3日

  • 口頭発表: Extreme Weather and Climate Variation(極端気象と気候変動)
    向川均教授
    O21 Dynamics and Predictability of Downward Propagating Stratospheric Planetary Waves Observed in March 2007
  • ポスター発表

塩崎公大(D1)
P17 Disparate Mid-latitude Responses to ENSO Categorized by the Winter Climate in the Far East

オクラホマ大学並びに京都大学の教員による審査の結果,塩崎君は学生ポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。

なお,榎本准教授は運営委員としてプログラム編成のお手伝いをしました。

集中講義 赤道波

2017年9月4〜5日,東京学芸大学の松田佳久名誉教授に以下の内容で集中講義をしていただきました。

吉岡君の感想

赤道波の基礎を丁寧に解説していただきました。長時間に渡り,数式を板書する姿に感銘を売れました。

日時

9月4日(月)13:30〜17:00・ 5日(火) 10:00~17:00

場所

京都大学宇治キャンパス 宇治地区研究所本館 N-371A 防災研・農学研究科共通講義室

講義内容:赤道波

まず、球面状の3次元の流体力学の方程式を変数分離し、水平構造方程式(浅水方程式系)と鉛直構造方程式を得る。赤道ベータ面上の浅水方程式系を解くことにより、ケルヴィン波など全ての種類の赤道波を求め、その性質を議論する。特に、長波近似についても説明する。

参考文献:

  • 気象学入門: 基礎理論から惑星気象まで 東京大学出版会
  • 惑星気象学入門――金星に吹く風の謎 (岩波科学ライブラリー)
  • 惑星気象学 東京大学出版会

金星大気観測データ同化に関する論文

金星大気の観測データを大気大循環モデルAFESに同化するシステムに関する論文(榎本准教授が共著)が掲載されました。

  • Sugimoto, N., A. Yamazaki, T. Kouyama, H. Kashimura, T. Enomoto and M. Takagi: Development of an ensemble Kalman filter data assimilation system for the Venusian atmosphere. Sci. Reports, doi:10.1038/s41598-017-09461-1.
  • プレスリリース(慶應義塾大学)